引退から14年ぶりの現役復帰を目指してトレーニングを続けていた、元プロ野球選手の新庄剛志。残念ながらNPB復帰は断念となりました。
そんな彼は現役時代、奇抜なファッションやパフォーマンスで常にメディアを騒がせていました。もちろん、野球のキャリアでも素晴らしい成績を残しています。
そこで今回は、新庄剛志の現役時代を知らない方のために、彼の華々しいキャリアや成績をご紹介!また、彼が何故こんなにもスターとして注目されていたのか、についてにも触れていきたいと思います。
新庄剛志のキャリア・成績・伝説まとめ
新庄剛志選手は、数々の伝説を持つ”球界のスター”と呼ばれていました。そんな彼のキャリアを振り返っていきましょう。
新庄剛志のプロフィール
名前:新庄剛志(しんじょう つよし)
入団:1989年ドラフト5位で阪神タイガース
ポジション:外野手
身長:181cm
生年月日:1972年1月28日
新庄剛志の所属チーム・キャリア・成績
西日本短大付属高
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阪神タイガース(NPB)
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ニューヨーク・メッツ(MLB)
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サンフランシスコ・ジャイアンツ(MLB)
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ニューヨーク・メッツ(MLB)
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日本ハムファイターズ(NPB)
プロ歴:1989年〜2006年(17年)
成績:日米通算1524安打、打率.252、本塁打225本
最高年俸:2億2,200万円
賞:ベストナイン3回、ゴールデングラブ賞10回
記憶に残るプレー
彼のキャリアの中で有名なプレーと言えば、1999年巨人戦での「サヨナラ敬遠打」です。
打てばサヨナラ勝利の打席、巨人サイドは敬遠を選択します。槇原投手が外角に外した敬遠球に対して、新庄はバットを振りサヨナラ打にしてしまいます。
このように、成績以上に記憶に残るようなプレーが多い選手でした。
新庄剛志の伝説 ”新庄劇場とは?”
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(2006年の東京ガールズコレクションのランウェイを歩く新庄選手)
かぶりもので登場
試合前のシートノックで、カエルのかぶりものを身につけ登場します。これは、暗くなったチームの雰囲気を変えるということだったそう。その後も「スパイダーマン」や「秘密戦隊ゴレンジャー」などのマスクでメディアを騒がせました。
本格的なパフォーマンス
新庄剛志は、札幌ドームを満員にするという目標から「ファイターズ超満員大作戦」発案します。そこで行われた企画とは「バイク入場ショー」「地上50メートルからのゴンドラ登場」「イリュージョンショー」など、度肝を抜くパフォーマンスを披露しました。
試合中に引退宣言
東京ドームで行われた日本ハム対オリックス戦にて、1本目に放った本塁打を「28年間思う存分野球を楽しんだぜ。今年でユニフォームを脱ぎます打法」と言い、試合中に引退宣言を表明します。
入団会見を有言実行
メージャーでのプレイを終え、日本に帰国後は日本ハムファイターズに入団します。そこで「札幌ドーム満員」と「チームの日本一」を宣言。その年、彼はチームに大きく貢献し二つの目標を共に達成してユニフォームを脱ぎました。
新庄剛志のキャリア・成績・伝説まとめ
今回は、新庄剛志のキャリア・成績・伝説についてご紹介させていただきました。打撃面での記録は少ないですが、守備の上手さと野球センスが光る選手です。
また、”新庄伝説”とも言われたパフォーマンスでチームに大きく貢献しています。「記録よりも記憶に残る選手」と言われているがふさわしい選手ですね。
惜しくも現役復帰断念となりましたが、次の目標はすでに決まっているそう。これからもどんなパフォーマンスを見せてくれるのか、期待していきたいです!