プロ野球は、他のスポーツより選手交代が多い競技です。
「1軍って何人選手がいるの?」
「野球って何人まで交代できるの?」
プロ野球初心者の方で、このように疑問に思った人も少なくありません。
そこでこの記事では、
- プロ野球のスタメンと出場選手登録
- プロ野球の交代人数とベンチメンバー
の2つのルールについて解説していきたいと思います!
プロ野球のスタメンと出場選手登録のルール
プロ野球は、セリーグなら9人、パリーグならDHを含む10人の先発メンバー(スタメン)を選ぶ必要があります。そして、そのスタメンを選ぶ枠の事を「出場選手登録=1軍」と呼びます。
出場選手登録とベンチ入りメンバー
出場選手登録は、29人まで登録が可能。その中からスタメンとベンチメンバーとなる25名を選び試合を行います。ベンチ入りから外れる4選手の枠は、登板予定のない先発投手を1軍に帯同させるための枠と思ってもらえれば大丈夫です。
登録抹消
出場選手登録された選手はメンバーから外すこともでき、これを登録抹消と呼びます。ただし、登録抹消された選手は10日間出場選手登録が出来なくなってしまいます。俗に2軍落ちなど呼ばれたりもしますが、これは登録抹消された結果2軍に行くことを指します。
投手・野手の人数振り分けは自由
出場選手登録は、29人までなら投手・野手の振り分けは自由です。一般的にはスタメン9人を除き、投手・野手10人程度で振り分けられる事が多いです。とはいえ、これはチーム状況にもよりますので正解というものはないです。
プロ野球の交代人数とベンチメンバーのルール
プロ野球ではベンチ入りした25名の選手で試合を行い、監督の采配でスタメンと控え選手を入れ替える事が出来ます。
一試合で交代できる人数
野球では、交代人数に制限がありません。サッカーなどでは決められていますが、野球ではベンチに選手がいる限り交代が可能になります。そのため、控えメンバーが試合に出られる機会が多い球技となっています。
ベンチに下げた選手は出場不可
控えと交代して一度ベンチに戻った選手は、その試合に再び出場することは出来ません。如何に勝負所を見極めて選手を投入していくかは、監督の采配次第で大きな腕の見せ所となります。
まとめ
今回は、プロ野球の出場人数について解説してきました。
・29人の出場選手登録された選手から25人を選び試合を行う
・試合中は、選手の数だけ自由に選手交代が可能
・一度選手をベンチに下げるとその試合中は出場できない
プロ野球は試合に出られる選手が9~10人までですが、控え選手の役割は非常に重要です。初心者の方はぜひ、こういったベンチの選手に注目してみて下さいね。