2019年に引退したイチローは、日本だけでなくメジャーでも「歴代トップ10に入る選手」として記憶に残っています。そんな彼は現役時代、数々の記録や伝説でたくさんの人を驚かせました。
そこで今回は、イチローの華々しいキャリアや伝説をご紹介!イチローの何がすごかったのか知らない方のために、詳しく解説していきたいと思います。
イチローのキャリア・成績・伝説まとめ
数々の記録を持ち、世界を魅了したイチローの活躍を振り返っていきましょう。
イチローのプロフィール
名前:鈴木一郎(すずきいちろう)
入団:1991年ドラフト4位でオリックス・ブルーウェーブ
ポジション:外野手
身長:180cm
生年月日:1973年10月22日
イチローの所属チーム・キャリア・成績
愛工大名電高
↓
オリックス(NPB)
↓
マリナーズ(MLB)
↓
ヤンキーズ(MLB)
↓
マーリンズ(MLB)
↓
マリナーズ(MLB)
プロ歴:1991年〜2019年(28年)
成績:日米通算打率.322、4367安打、本塁打235、NPB/MLB通算4367安打達成(ギネス記録)
最高年俸:5億3000万(NPB)、18億(MLB)
タイトル・記録:最優秀選手3回、首位打者7回、打点王1回、盗塁王1回、最多安打5回、最高出塁率5回、ベストナイン7回、ゴールデングラブ7回、正力賞2回(NPB)、最優秀新人1回、最優秀選手1回、首位打者2回、盗塁王1回、最多安打7回、シルバースラッガー3回、ゴールデングラブ10回(MLB)
記憶に残るプレー
彼のキャリアの中で有名なプレーと言えば、2001年4月11日のアスレチックス戦での「レーザービーム」と名付けられた投球です。メジャーデビューをしたばかりのイチローは、ライト前の打球を三塁目掛けて送球。素早い捕球と完璧なスローイングで打者はアウトに。
このプレイを「レーザービーム」と実況したことから、イチローの最高のプレーとして語り継がれています。
マリナーズが動画をアップすると、「歴代トップ10に入る選手」「レジェンドの到来の日」などの反響があり、全米で話題となりました。
イチローの伝説
史上初の五冠王(NPB)
球界一の守備と言われていたイチローは、オリックスの一軍に定着した1994年から2000年まで7連続でゴールデングラブ賞を受賞し、メジャーでは2001から2010年までゴールドグラブ賞を受賞しています。(NPB/MLB通算で17年連続)
また、1995年には首位打者・打点王・最多安打・最高出塁・盗塁王を獲得し、驚異の”打者五冠王”を達成しました。
メジャーデビューでタイトルを総なめ(MLB)
日本人野手初のメジャーリーガーとなったイチローはデビュー当時、「日本人の野手がメジャーで通用するわけがない」とあまり期待はされていませんでした。しかし、4月から月間39安打を記録し全米で注目されるようになります。
シーズンが終わると、打率.350、69打点、8本塁打、242安打、56盗塁と誰もが驚くような結果を残します。そして、ア・リーグ新人王、リーグMVP、首位打者、盗塁王、最多安打、シルバースラッガー賞、ゴールデングラブ賞などタイトルを総なめしています。
オールスターでのランニングホームラン(MLB)
7年連続でオールスターに出場していたイチロー。2007年のオールスターでは、クリス・ヤングからライトへ放つと、外野手が捕球に手間取っている間に三塁を周ってホームへ。MLBオールスター史上初のランニングホームランとなりました。
イチローのキャリア・成績・受賞歴・伝説まとめ
今回は、イチローのキャリア・成績・伝説についてご紹介させていただきました。
天才と言われた彼ですが、誰よりも努力し明確な目標を持っていたからこそ達成できた記録です。
「天才が努力を重ねたような選手」というのがふさわしい選手ではないでしょうか。その経験を後世に引き継いでいって欲しいものです。