「あの選手はなんでアウトなの?」
「さっきはアウトだったのに今度はセーフ?」
プロ野球初心者の方が、混乱しがちなルールの一つが「アウト」についてです。
この記事では、バッターに関する
- 【基礎編】絶対に覚えるべき3つのアウト
- 【応用編】よくある特殊な2つのアウト
について解説していきます。
この記事を読むことで、ゲーム上でのアウトはおおよそ理解出来るようになります。
【基礎編】絶対に覚えるべきバッターの3つのアウト
ここで解説する3つのアウトは試合中で最も多く発生するアウトになります。ここだけ覚えておけば、試合中の大体のアウトが理解できます。
三振
ゴロアウト
フライアウト
三振
打者が、3球目のストライクをとられてアウトになることを「三振」と言います。空振りをして三振する事を「空振り三振」、ピッチャーの球に手を出さずに三振する事を「見逃し三振」と呼びます。
ゴロアウト
バッターが一塁に到達する前に打球が一塁に返球されるとアウトとなります。これを「ゴロアウト」と言います。
ゴロとは、打球が転がりながら進んでいく打球のことを指し、試合中でも最も多いアウトになります。
フライアウト
打者がボールを上空に打ち上げ、その打球が地面に落ちる前に守備側の選手が捕ることをフライアウト(フライ)と言います。フライはフェアゾーンだけでなくファウルゾーンや観客席に入るボールを捕球された場合でもアウトとなります。
【応用編】よくある特殊な2つのアウト
応用編といっても「そういうもの」と覚えるだけで大丈夫です。試合でも時々見ることがあるアウトになります。
スリーバント失敗
ファウルチップ
スリーバント失敗
ストライクカウントを2つとられたバッターがバントをすることを「スリーバント」と呼び、ファウルしてしまうとアウトとなります。つまり、追い込まれたバッターがスリーバントを失敗した場合は必ずアウトになるという事になります。
ファウルチップ
ピッチャーの投げた球を、バッターがかすめる事を「ファウルチップ」と呼びます。これは空振りとして扱われ、2ストライクの状態だと「三振」となります。ただし、キャッチャーが捕球出来なかった場合は全てファウルとなり、打ち直しとなるところに注意が必要です。
バッターがアウトになる5つのルールまとめ
以上、プロ野球初心者が最初に覚えるバッターに関する5つのアウトについて解説してきました。
【基礎編】絶対に覚えるべき3つのアウト
・三振
・ゴロアウト
・フライアウト
【応用編】よくある特殊な2つのアウト
・スリーバント失敗
・ファウルチップ
アウトを理解すると、今バッターが一番したくないバッティングやピッチャーがどう打ち取りたいかなど見えてくるので是非覚えてみて下さいね。